歯科衛生士は国家資格の専門職です。
歯科予防処置、歯科保健指導、歯科診療の補助が三大業務といわれ、具体的には、歯磨き指導やむし歯・歯周病の予防、歯科医師の補助などを行います。
また、これらの業務に加え、高齢者や介護が必要な方に対して行う訪問口腔ケアや食べものをかんだり飲み込んだりする機能訓練も、新たな分野として注目されるようになりました。
結婚や出産を経た後も続けることができ、経験を積んでキャリアアップも夢ではありません。
「自分の歯でおいしく食べ、楽しくおしゃべりする」ことが生き生きと長く健康に暮らすための大切な基本だと考えられる今、歯科衛生士の役割に対しても関心が高まっています。
歯科衛生士として必要な基本的知識や歯科衛生業務における、重要な三本柱を学んでいきます。
本物の患者さんに来ていただき、実際の歯科衛生業務を行います。座学だけでは得られない、経験を積んでいきます。
実際の現場で臨床実習を行い、密度の濃い経験を重ねることで、国家試験合格を目指します。
NBCテレビ「Pint」で特集されたキャンパス紹介情報です!
歯科衛生士のはじまりは今から100年以上前、大正2(1913)年までさかのぼります。
アメリカで養成が始まり、2年後にはコネティカット州で歯科衛生士法が制定されました。
日本国内で養成が始まったのは、第二次世界大戦後のことです。
戦後、日本に進駐したGHQの指示をきっかけに昭和23(1948)年に歯科衛生士法が制定され、歯科衛生士が誕生しました。
当時、歯科衛生士の国家資格は、女性だけに許されたものだったそうです。